数をこなす段階



最近息子が歩きます。

段差を見つけては、三秒静止して段の上にしゃがんで手を伸ばし、慎重に登ろうとします。

で、すぐに段をおります。で、ストレートに降りようとするんですが「だめだ」と気づいて、後ろ向きでそろーっとハイハイしながら片足をゆっくりおろして、ついて、その後で体の他の部分を段差の下に降ろす。

繰り返す。繰り返す。


で、三回やったあとで、ふと気づく。
登り側の段差に立って、三秒とまる。

今度は何故か左上を様子を見ている僕の方に出してきます。

一瞬「なんだろう?」と思ったのですが、「もしかして?」と気づき伸ばした手を握ります。

すると手を握ったまま段の方へ。
握った手に体重を込めて、今度はしゃがまずにぐっ、っと段を登る。

降りるときにもこっちに手を伸ばしてくる。手を繋ぐ。
登り同様に、繋いだ手にぐっっっと力を入れて、しゃがまずに降りる。

何をきっかけでこの登り方に気づいたのかはわからないのですが、多分本人的に何か気づきがあったのでしょう。






どうもこんばんは、りょーさけです(こんばんは、となっているのは昨日ここで寝落ちしたからです)。

つらつらと息子の成長過程を書いたのには訳があります。というのもですね、息子の姿がワイン飲んでるときの自分の感じとだぶって見えたからなんです。

手探り感というかなんていうか。全然世界のこと(ワインのこと)分かんないけど、「こうかな?」って試しているような感じなんですよね。
物事を初めて初心者の頃って、こんな感じだよなあと久々の感情を抱いて一人うなずいてました。



息子はまだ世界のことがよく分かりません。故に一歩一歩一手一手が慎重です。慎重だからその時のスピードは遅いです。ただ、3日4日、1週間と日が経つと恐ろしいくらいの進歩を見せます。短期的に見ればノロノロと亀のような牛のような歩みですが、しかしちょいと長い目で見ればとんでもないことができるようになっている訳です。


で、そんなのを眺めながらしみじみああ自分の不慣れで不安なワインテイスティングもこんなふうであればなあ…という希望のような不安を抱いて…抱いて…。




飲みすぎて寝落ちしてせっかくの日曜日なのに若干二日酔い…と(笑)







やりたいことが、たくさんだ。

やろう。

今日はまた夜も書きます。

ではでは!


さけライフ

新潟の酒蔵に勤める酒好き男が酒についてつらつら語るブログです!

0コメント

  • 1000 / 1000