2つの美酒が輝く夜に
それじゃあ今の私にできるベストを出し切っていきましょうか。
恥ずかしさなんかは承知の上で。
何時になく、貼っっっきりした口調で申し上げる。
天然と人工。
依然として私の中では大きな問題です。
添加物がなかったらいいのか?
最善をつくすためなら添加物まみれでいいのか?
結論は一つです。
「旨くなってから言え。」
自分の酒に関するレベル。
毎日、毎時間、毎秒、毎瞬間(言い過ぎ)反省するところです。
酒に関する細かい用語を用いて自ら語れない。
味も造りも、「相手から丁寧に言われたら」分かるレベル。
時に語るに落ちる残念なタイプ。
酒に関する興味関心もエゴを超えられない。
インスタは#日本酒を検索して30秒で閉じてしまう。
「トレンドが知りたい」、「みんなの興味が知りたい」より「自分が飲めない酒飲みやがってこのクソ野郎共が」が勝って、悔しくてどうしても閉じてしまう。
要は知識と経験が足りない子どもというわけです。
その悔しさを「伸びしろが多い!」のだ!って言い切ってしまって明日も胸を張って日本酒を飲みたい。
飲む。
日本酒と料理のマリアージュについて。
これはこれから先日本酒が日本征服世界征服を企む上で欠かせない大きなピースである。
(「日本酒が日本征服」というワードの皮肉さを感じ取ってくれる人がいたら嬉しい。)
まず一点。
私は「これ日本酒(銘柄何でもいい)に合う!」という発言は粗いと思う。
粗いと思う、というのは読者の反射の反感をさけた言い方である。
はっきり言って、それはナンセンスである。
正直、日本酒は他の酒に比べて守備範囲が広い。
つまり、基本的に料理と喧嘩はしない。
喧嘩しない≒まあ適度に合う、ってことだとすると「合う」のは当然なのでそれ以上が語られるべき。いや、それを以上語ってないのなら、語っている意味がないと言うべき。
「料理の味がもう一度膨らむ」って感じで合うのか、
「料理の甘と酒の甘が合わさって、甘が倍増して心地が良い」って感じなのか、
はたまた「酒のオフフレーバー(不要臭)であるスモーキーな香りが、燻製肉と合わさると美点に変わって素晴らしい」って感じなのか…。
そこを語らずしてどうして相性(マリアージュ)に関する語彙が、感性が育つだろうか。
語る、違う、語る、近づく、違う、近づいた気がする、遠ざかる、また近づく…ってのがコミニュケーションの基本である。
語ればいい、より詳細に、間違えればいい、より派手に。
そうやって段々と味のコミニュケーション言動が育っていくのだと思います。
全ては相性を、そして互いを分かり合うためのプロセスなんですから。
…って感じです。駆け足ですが。
自分にしてははっきり言い切りました。
なんか清々しいです。
毎回こんな風にかければ、と思いつつやるべきことをやります。
おやすみなさーい。
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