捕まえられるもんなら、捕まえてみなよ
花粉症で嗅覚がほぼ死んでます。
人生の楽しみの9割9部を奪われた気分、どうもりょーさけです。
とまあ若干大げさに言いましたが、人生の楽しみ(家族以外)の殆どが酒をのむことにある私にとってはあながち誇張とも言えないような…(;´∀`)
味香りがわからなくなるだけならまだしも、蓄膿気味になると水や唾液を飲み込んだ時に若干喉の奥からドブ臭がするという…。
対人関係にも影響を及ぼしかねないこの感じ、早々になんとかしたいものです。うぇい。
初っ端から味覚嗅覚が阻害された恨みつらみを述べているわけですが。
しかし。です。
鼻づまりも味覚障害もない、つまり自分が正常だと思っている状態であるとして一体どれだけのものを私達は感じられると言うんでしょうか。
素晴らしい酒の素性をどれだけ知れると言うんでしょう。
知れば知るほどに思います。
だっておんなじ酒でも飲む場所、飲み方によって見せる表情が全く違う(;´∀`)まじで。
「酒蔵なら酒搾ってすぐ試飲できるんじゃないの?それがそのお酒の一番の素の姿じゃないの?」と思う方もいるかも知れませんが、その素の姿をどう捉えるか…つまり利き猪口で飲むのかワイングラスで飲むのか、はたまた柄杓か何かで救ってワイルドに飲むのかでぜんぜん違う。
むしろあらゆる手段で飲み尽くして初めてその酒の核が垣間見えると言ったほうがいいでしょうか。試せば試すほど当たる光が増えていって照らしている物体(ここでは酒)の姿がふわりふわりと、よりありありと浮かんでくるというか。
きりがないんですけど、これは頭に留めておかねばなりません。
ここに飲む温度の問題や直前の自分の味覚の状態(一緒に何を食べたとか、疲労感のせいで特定の味を感じやすくなってるかとか)を入れたら更に闇が深まります…(;´∀`)
はは、途方も無いですね(;´Д`)
熟練度が増せば特定の酒器で一口飲んだだけで本質のようなものをぐっとつかめるのかもしれませんが、私はまだまだそれには程遠いです。
いい酒ほど「この香り、味、魅力的でしょう?捕まえてみなよ( ´∀`)」と挑発するかの勢いで鼻と舌に迫ってくるのですが、しっかしこれまたいい酒ほど…なんというかページの数が多い。
例えば同じ「日本酒」という物を知ろうとするにしても、新書100ページで学ぶのと専門書500ページで学ぶのでは(多少の内容の違いは無視するとして)ものがまるで違いますよね?たぶん。
本でも500ページを理解し尽くすにはそれなりの時間が必要でしょう。
ましてや酒は一瞬で口の中を駆け巡って消えていく…。その捉え難さ、計り知れません。
だからこそ面白いと思い、またそれが持続するのかもしれませんが(笑)
あまりの酒の情報量の多さに圧倒されて意気消沈しないよう、「いや、一片に把握するなんて無理なんだ。だから酒は偉大なんだ。」と言い聞かせて明日からも酒に向き合いたいと思います( ´∀`)
あー、せっかく佐久の花買ったのに鼻づまりで全然わからない(泣)
スタートラインにもたてん。
さっさと寝るとしましょう。
今日は寝酒はなし!おやすみなさい(・∀・)
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